Diversityの気持ちを持って生きよう!

ライフスタイル
Processed with VSCO with g3 preset

 私の友人であるSayakaのブログを読んで、多様性について考えました。Sayakaは、自身の経験から「日本社会で生きていくハーフの生きづらさ」について書いてくれています。ハーフではない私がこの文章を書いていいのか悩みましたが、世の中が少しでも生きやすくなったらいいなと思いブログを書こうと思います。そして皆さんも彼女のブログを読んで、一緒に多様性について考えましょう!

 皆さんは「ハーフ」と聞いて、どんなことをイメージするでしょうか。「ハーフ=可愛い」「憧れ」「英語が話せる」こんなイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。しかし、これらの日本社会にあるレッテルが彼女達にプレッシャーを与え、苦しめていることを知りました。私自身もハーフに憧れ、出会った人に「どこ出身なの?」「ハーフいいな」など、悪気はなかったけれど、相手のことを何も考えずに発言していたことをとても反省しました。ハーフとして生きている人たちのブログや動画を見ると、「日本には居場所を感じられない」「自分のアイデンティティが分からなくなる」「差別が多く生きにくい」この様な苦しい声を沢山見つけました。

 確かに日本では「外国人風カラー」「ハーフ顔メイク」など、明らかに差別化した商品や広告を見かけます。しかし、外国人風というのは「白人風」を指しているのであって、この表記はそうではない容姿の人を排除する表現だと思いました。テレビを見ていてもハーフ選手のインタビューでは、日本語を話しているのにテロップでカタカナが使用されているのを見かけます。日本人の顔に見えない=外国人=日本語が話せない。のようなイメージがあり、それを蔑むネタが流行ったり、メディアでさえもそう報道していたことはとても悲しく思います。

 私はハーフではありませんが、容姿について他者からの言動で傷ついたことがあります。私は幼いころからずっと背が低いです。私自身気にしていませんでしたが、小学生の頃「ちび」とからかわれ、わざと手の届かない所に物を置かれたり、黒板を消している時に高いところに遊びで文字を書かれたり。。。そのせいで、身長が低いことがコンプレックスになっていきました。大人になっても身長が低いままの私は、周りから低身長ネタやからかいにも慣れ、自虐ネタで場を和ませるようにもなりました。(笑)ですが、今でも思いやりのない言動に啞然となることはあります。先日就職活動で面接を受けていた際に、面接官の方から「身長が低いね。何センチ?」と聞かれました。実際の身長を答えると、「”でも”可愛いね。そのサイズ。」こう言われました。この流れはよくありますが、褒められているわけではないし、けなされているのか、返答にとても困ります。相手が努力して手に入れた容姿なら褒めるのは良いと思いますが、生まれ持った容姿については言葉を選ぶか、話題にしなくてもいいのではないかと思っています。

Processed with VSCO with g3 preset

 日本は単一民族のため、どうしても「みんな同じで当たり前」の考えが根付いているのではないかと考えます。しかし、絶対にそんなことはありません。様々な国籍・価値観・ライフスタイルを持った人々がいるからこそ、世の中は進化し続けることができているのです。互いを受け入れあって、否定しない。多様性の気持ちを持って、相手を思いやる言葉を選んでこれから生きていこうと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました