日米の学生インターンシップの違い

海外

 以前友人から「アメリカのインターンシップと日本のインターンシップの違い」について聞かれました。私は日本で長期インターンシップに参加したことは無いので、完璧に答えることはできませんが、自分なりに感じた日米間の学生インターンシップの違いについて今日はブログにしたいと思います。

 1番大きな違いとしてそもそも「インターンシップの定義」が異なるように感じます。日本ではインターンシップと聞くと、「会社説明会」をイメージする方が多いのではないでしょうか。しかしアメリカでインターンシップは、「長期で経験を積むもの」として認識されているような気がします。自分が学生時代に身に付けたスキルが、どれくらい社会で発揮できるのかを試しに来ている学生が多くいると思います。中学生以前から進路について考える習慣があるアメリカでは、大学生の頃にはなりたい職業が決まっており、その業種で経験を積むことがインターンシップの定義としてあるように思います。

 さらにもう1つ、違いとして挙げられるのはインターンシップの内容です。日本では、会社側が丁寧にタイムテーブルを組んで下さって、その日のスケジュールが事細かに決まっています。しかし、アメリカではその日のスケジュールは全て”自分次第”です。自分からアクションを起こさなければ、基本何も予定はありません。

 私の経験から言いますと、スキルも何もなかったため、インターンシップの1週目は事務作業とブログを書くことに追われて日々を過ごしていました。ですが、このままでは終われない、、と思い、展示会やミーティングに参加したいと頼みました。普段は厳しい社長でしたが、私がやりたいと伝えたこと全てに快諾して下さいました。それからは日々周りに目を向けて、ブログにアクションをしてくれた別の会社の社長に挨拶に行ったり、ミーティングで意見を出せるよう会社の商品を徹底的に調べたり、会食への同行もお願いしました。お忙しい中、アメリカで出会った経営者の方全員が、嫌な顔せず無知な私を受け入れて下さり、世の中について様々なことを教えて下さいました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 この経験から、やりたい事を伝えれば、視野を広げられるようにたくさんの人がサポートしてくれると思いました。世の中の経営者の方は、学生の声を拒否するような人は少ないのではないかと思います。海外でインターンシップをするのならば、語学力は必須で、さらにスキルがあるといいと思いますが、何より大事なのは「常に考えて行動する」ことだと思います。この経験を活かして、これからも自分の実現したいことを明確にして、今自分に何ができるのか、考えて生活していきたいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました