就活でやっておいた方がいいこと

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 私は3年生の秋頃から就活を始めて、留学先ではボストンキャリアフォーラムに参加し、帰国後日本でもう1度就活をやり直しました。今まで3回就活を経験したからこそ、その中でやっておいてよかった、これは早く気づくべきだったなと思うことをいくつか書いてみようと思います。

 まず始めに、長期インターンシップに参加して良かったと感じています。説明会では分からない、業務内容を経験できること。社員の方の働く姿を見て、さらに質問もできること。これらは最大のメリットではないかと思います。

 私自身、ずっと夢見ていたアメリカの貿易会社でインターンシップをして、思い描いていた理想と現実のギャップを知ることができました。当時考えが甘かった私は、”海外を飛び回って英語で交渉する、商社マンになりたい”と思っていました。しかし、現実は遥かに厳しかったです。

 海外駐在の商社マンはほぼ男性社員、そして帰国子女。アグレッシブで交渉上手なアメリカ人相手に、少しでも安く値段交渉できるかが勝負なビジネスでした。もちろん、やりがいはあると思いますし、成長もできると思います。しかし、この職業は自分の性格には合っていない、私が成し遂げたいことと違った!高校生から追い求めていた夢へのギャップに、やっと気づくことができました。

 2つ目は、”就活を人生のゴールにしないこと”です。終身雇用なんてどこの会社も保証できないこの時代だからこそ、就活は人生のステップアップと考え、会社で何をどのスパンで学んで、次にどうつなげるか考えると良いのではないかと思いました。

 加えて、あくまで私の意見ですが、就活は”やりたいことが見つかった人がやること。成りたい職業に、相応するスキルや人間力を身につけたらスタートできる。”のでは、ないかなと考えています。ですので、人生の選択肢を幅広く持って、今がその時期ではなかったら別の事を始めるのも良いと思います。例えば、旅に出たり、ワーキングホリデーに行ったり、専門学校に通い直したり。。新卒の就活が人生の全てではないので、幅広い選択肢を持って、今の自分に適切な選択を取ることが大切ではないかと思います。

 最後に、自分自身や今までの経験を「言語化」できるようにしておくことです。ESや面接での合否は全て、自分の口から出る言葉で決まります。言葉で相手の心を動かし、言葉で自分のビジョンが語れるように、日本語力を磨くことが大切ではないかと思いました。

 私は他にも、「周りのアドバイスを素直に受け入れる」「合否で一喜一憂しない」「面接中相手に興味を持ち、質問をする」「会社の規模ではなく、自分に合った会社を探すこと」なども、意識していました。これから、社会に出る一員として、就活で学んだことを忘れずに生きていきたです。

2020/08/15 八巻美穂

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