日本の就活におけるセカンドチャンス

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 先日、60歳で大学進学した男性にお会いしました。アメリカでは、この様に自分のタイミングで、人生の再選択ができる文化があると感じています。しかし、日本ではまだ「セカンドチャンス」を得るのが難しいように思います。そこで、本日はアメリカと比較した、日本の「就職におけるセカンドチャンス」について、書かせて頂きたいと思います。

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 日本で就職におけるセカンドチャンスがないのは、日本独自の雇用システムに関係していると思います。日本においては、学生は就職活動に失敗すると、正規社員として活躍しづらい。失敗をしたら、窓際族と言われる場所に追いやられ、自分の力を発揮できない状況から抜け出せなくなることもあります。育児や出産で仕事を離れると、再就職が難しいです。今の雇用システムには、この様な問題があると思います。一方アメリカ企業は、即戦力を求めているため、必要な枠ができた時に、求人を募集し、能力を持っている人を確保します。実力主義が重視されるアメリカでは、自分にスキルがあれば、いつでもチャレンジができるのです。

 就職というセカンドチャンスがないため、起業をする人が増えるべきですが、日本においては、リスクを取る人が少ないために、起業家も少ないです。リスクを求めない、安定ばかり求める日本人の課題点だと思います。自分で、自分の可能性を狭めているように思います。

 私自身、何か起きたとしても、自分で道を切り開く、要するに自分でセカンドチャンスを掴めるような人材になりたく、常に学習し、スキルを身に付けたいと思います。

2019/12/31 八巻美穂

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