勉強ができる子、できない子の違い

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 私はアルバイトで英語講師を5年間務めています。今まで約80名近くの生徒に出会い、時には英語を苦手とする子への教え方に苦戦することもありました。また、グループ授業となると、授業についてこれない子も出てきてしまい、どうにか工夫できないかと考えていました。

 そこで、英語を得意とする子、苦手とする子の勉強方法に目を向けて違いを見つけるように心がけました。その中で分かってきた両者の違いは、英語学習以外にも役立つのではないかと思い、今日はブログに書きたいと思います。

 1つ目に英語を苦手とする子は、ノートを見て字を書きません。「板書してね。」と声掛をかけた後、生徒を見ると、英語を苦手とする子だけ黒板を見ながら、まるでパソコンのタイピングのように字を書いていました。「どうしてノートを見て書かないの?」と聞くと、「時間短縮。」という答えが返ってきました。しかし、板書は作業ではなく、丁寧にスペルを照らし合わせて書くことができれば、その場で覚えることも可能です。黒板を見ながら字を書いている子供達にとって、英語は暗号のようになってしまい、作業時間であったことに気が付きました。

 2つ目は、人の話を聞いていない子が多いと感じました。「じゃあ〇〇、この答えはどうなるかな?」と聞くと、「え?もう一度お願いします。」という返事が返ってくることがあります。勉強が苦手な子は注意散漫になっていて、すぐに別の事を考えている癖があるように思います。

 3つ目は、音読ができないことは、英語ができないことと比例しているように感じました。私自身、勉強はそこまで得意ではありませんでしたが、英語は大好きで得意でした。その理由として、英語学習に「音読」を取り入れたことがあると思っています。私は英語を勉強する時にほとんど書いたり、黙読をしたりしません。ひたすら音読をして、覚えたらその単語で自由に声に出して文を作って終わりです。読めるようになることで、同時にリスニング力も上がり、文の構造を簡単に把握できるようになると思っています。

 これからも少しでも多くの子が英語を好きになってもらえるように、授業のやり方や生徒とのコミュニケーションを工夫していきたいです。また分かったことは、ブログでシェアしていこうと思います。

2020/09/14 八巻美穂

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