有難いことに、ブログを書き始めてから「美穂の文章読みやすよ。」という言葉を頂けるようなりました。文章を書くことが苦手で、読みやすい文章と読みにくい文章の違いさえわからなかった私ですが、1年経つと書く量が増え、スピードが上がり、構成や言葉選びまで配慮できるようになりました。そこで、本日は「私が考える、読みやすい文章を書くコツ」を書きたいと思います。
私が、文章を書く上で最も大切だと思うことは「起承転結」を作ることです。それはなぜかと言いますと、ただストーリーを並べても、文章が短調で面白味がなく、読者は飽きてしまうと考えるからです。私がよく見かける文章の中には、すごい良いことが書かれていても、長々と文章が詰まれているように感じ、同じことの繰り返しで飽き飽きして、読むのを途中でやめてしまうことがあります。
せっかく文章を書くのであれば、読者を引きつけられる文章の方が意味があるのではないかと思います。そこで、必要なのは文章に「起承転結」を作ることで、続きが気になる文章を書くことができると考えます。
特に大切なのは、「始め」と「まとめ 」を意識することです。文章の「初め」に、なぜその記事を自分が書くのか理由を明確にすると、文章全体に説得力が出て、読者もこの人の文章なら読んでみようという気持ちになると思うのです。「まとめ」の部分は、これから自分はどうしていくのか、この文章を書いてどう思ってどう生活に移すのかを書くと、文全体が締まるように感じます。多くの人が抜かしがちな、「まとめ 」ですが、自分の意見を最後に述べると、読者にも考える余地を与えられると考えます。
話は変わりますが、私がダンスコンテストに出ていた際に、審査員の方から「起承転結を意識した、構成を作るといいよ。」とアドバイスを頂いたことがあります。文章を作ることと、ダンスを作ることは全く異なりますが、0から何かを生み出す時には、相手を引きつけるために「起承転結」を意識するべきだと考えました。
次に大切だと思うのは「音読ではなく、黙読で文章を読み直す」ことです。よく、文章の見直しには音読が必須と言われますが、読者の人は誰も音読して読みません。音読で読むスピードと、黙読で読むスピードは全く異なるので、読者に合わせるべきだと考えます。ですが、活字を読むことに慣れていない方は、黙読だけでは、それが読みやすいのか読みにくいの分かりにくいと思います。私も当時そうだったので、その時は黙読プラス音読で、推考していました。自分の今の文章レベルに合わせて、読み直すのがいいのではないかと思います。
最後になりますが、「文末を〜思います。〜考えます。」に統一することがポイントではないかと思います。断定的な表現ですと、読者の反感を買いやすいと考えるからです。以前、断定的な文章を読んだ際に、著者の考えは私とは異なり、そこに強く反対の意見が断定的に表されてたため、自分の今までの考えを否定されているような気持ちになりました。文章は対面でコミュニケーションをとる時よりも、言葉が冷たく見えます。ソーシャルメディアで使われるような絵文字もないので、相手に誤解招かないように少しの工夫が必要ではないかと考えます。あくまで、これは私の意見で、あなたの意見も尊重しますということを表すためにも、「文末を〜思います。〜考えます。」で揃えた方がいいのではないかと思うのです。
おこがましくも、「私が考える、読みやすい文章を書くコツ」を書いてみました。これから、さらに文章について勉強をして、また学んだことをシェアできるように努めていきたいと思います。
2021/02/19 八巻美穂
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