私はSNSで職業をオープンにしているため、「ライターになりたい」「フリーになりたい」という相談をよく受けます。
相談を受けた際は、事細かくブログの作り方やおすすめのライタースクール、案件の取り方を説明します。しかし、誰一人私のアドバイスを実行した人はいません。
その人の人生だから、何も口は出しませが「ライターになりたい」「フリーになりたい」思いはその程度なのかもしれないと思うわけです。
でも、「なりたい」と思っている時点で、今やるべきことの答えは出ているはずです。だから、私はいつも「じゃあそうすればいいじゃん?」と言います。
それでも、その決断ができないのであれば「種まき」をするしかありません。私自身も2年間の種まき期間がありました。怒られながらもブログをを2年以上続け、会社に行き病みながらもライタースクールに通いました。
種まきを「仕事が忙しくて…」「疲れちゃって…」できないと思うのなら、きっと転職したりフリーになったとしても上手くいかないでしょう。人生の舵の方向を変えるということは、これくらいの覚悟が必要だと思っています。
攻略法ばかりの世の中では、やりたいことをやってみる機会が奪われているように感じます。やりたいことを検索すれば、さまざまな方法や感想を目にすることができる世の中。
そのため、「やりたいことだけど、大変だ..」と感じた時点で諦めてしまう人が多いと思うのです。
実際に身近な人に、仕事の感想を聞くのも容易になりました。「ライターになってみたいんだけど、ライターどう?」「フリーに興味あるんだけど、フリーってどう?」いつも私の答えは「楽しい。だけど最初は大変だよ。」に尽きるだけです。
しかし、私の生活や仕事の感想を聞くよりも、まずは自分でやってみないとわからないのではないかと考えます。興味があるならやってみたらいいし、やってみないと楽しいか大変かどうかはわかりません。
人の話を聞いて決めつけるのではなく、自分のやり方でまずはやってみることが「仕事」だと思うのです。
やりたいことが決まっているならやってみて、覚悟ができないなら種まきをしてみる。仕事は、人に聞くのではなく自分で体感してみる。これらのことが、人生の舵を切るには大切だと思います。
コメント