私はよく旅をします。ひとりで知らない地を訪れて、現地の人と話したり、新しい文化に触れたりすることが好きだからです。
今回は、旅を通して思ったことをブログに書いてみようと思います。
世界のどこに行っても自分は落ちていない現実
私は、今まで海外を含めると、7カ国12都市を訪れました。しかし、その中で「世界のどこにも自分は落ちていない現実」に気づきました。
世界遺産を見ても、理想の自分には慣れないし、現地の人と話しても自分は誰かなんて教えてくれないからです。また、世界のどこに行ってもいつか生活に慣れるため、いつもの自分に戻ってしまうのは簡単なのです。人間は生活に慣れてしまうと安心感を覚え、成長できなくなってしまいます。
よく自分探しの旅をする人がいますが、私は「自分とは何か」を求めて旅をしない方が良いと思っています。また、「旅をすれば自分が見つかる」と旅に責任転嫁している時点で、自分と向き合えていないような気がするのです。
自分探しの旅は、行くまでの過程が醍醐味
しかし、私は旅の目的を重要視するのではなく、行くまでの道のりで「自分」を見つけることができるのではないかと思っています。
「ここに行きたい理由はなんだろう?」「そこで何がしたいんだろう?」旅の目的を考えていると、自分の興味ややりたいことが見えてくるからです。
語学学校に行っても、英語は話せるようにならない
今回の話は、語学学校に行く目的にも通じると思います。よく「何ヶ月語学学校に通えば、英語が話せるようになれますか?」と質問をもらいますが、私は「語学学校に行けば英語が話せると思う考え」の時点でいつまでも話せるようにならないと思っています。
日本でも英語は話せるようになる時代。日本語でわかりやすく書かれた英語の攻略本や動画はたくさん出ているのに、英語でペラペラと説明する先生を前に急にモチベーションが上がり、努力ができるとは思いません。
私は、わざわざ高額の費用を払って英語を習いに行くのであれば、語学学校に行く理由は他にもあると思っているのです。
今を変える力がない人は、未来を変えれる力はない
自分探しや英語学習は、今の自分を変えるための行動です。でも、今この瞬間でも、少しの意識を変えれば、誰でも今すぐ変われはずです。今を変える力がない人は、未来を変えれる力はないのです。
例えば、「1日15分本を読んでみよう」「今日から、英単語を勉強してみよう」など、高い航空券を買わなくたって、語学学校に高額な費用を払わなくたって、自分は変われます。
周りの環境を変えるのではなく、自分を変える。その繰り返しが、自分の理想地点まで持って行ってくれるでしょう。
私自身もこれから、やりたいことを実現する前に今の生活を見直し、実現過程の中で「新しい自分」を見出していきたいです。
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